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基本的なスタンス(2) エントリーのタイミング

今日は昨日の続きで、僕がFXで取引をする際の基本的なスタンスについて、特にエントリーのタイミングという点を中心に説明します。

④限りなく順張りに近い逆張り
トレードのスタイルには逆張り順張りがあると言われます(下図参照)。
逆張りというのは、レートが下がり切ったタイミングで買い注文を出す、または、レートが上がり切ったタイミングで売り注文を出すというスタイルです。
それに対して順張りは、レートが上昇トレンドに入ったときに買い注文を出す、または、レートが下降トレンドに入った時に売り注文を出すというスタイルです。
要するに、エントリー注文を出すタイミングが早いのが逆張り、遅いのが順張りです。
一般に、逆張りは当たった時の利益が大きい分、外れる可能性が高く、リスクが高いと言われています。
一方、順張りは当たった時の利益は小さいが、当たる可能性は高く、リスクが低いと言われます。
そして、相場を読めない素人はリスクの低い順張りをするのが鉄則だと、多くの人が主張しています。

逆張りと順張り


しかし僕は、逆張りがハイリスクで、順張りがローリスクだという単純化された二項対立的図式には疑問を持っています。
どちらのスタイルがよりリスクが高いかを考えるには、リスクという言葉の中身についてしっかり考える必要があります。

順張り派の人たちは、逆張りがハイリスクであることの根拠としてエントリーのタイミングが主観的になりやすいという点を挙げます。
例えば、「レートがボリンジャーバンドの2σに触れたら逆に張る」といった初心者の犯しやすい間違いの例を挙げ、だから逆張りは危険だと結論づけます。
しかし、初心者中の初心者ならいざ知らず、逆張りを基本的なトレードスタイルとしている人は、ボリンジャーバンドだけでエントリーのタイミングを判断するということはまずしていないはずです。
実際には、複数のテクニカル指標を総合して、冷静に逆張りのタイミングを図っているでしょう。
それに、判断が主観的になる可能性があるのは、順張りにおいても同じはずです。
順張りでは、直近のレートの動きから、いわば帰納的にこの先も同じ動きが続くだろうと推測するわけですが、これも実際には逆張りのタイミングを図るのと同じくらい主観的で不確かな推測です。
そしてその主観的な推測を支えるのは、やはり、逆張りと同じく、ある種のテクニカル指標でしかないわけです。
よって、順張りであっても、例えば、移動平均線だけを見てトレードをするといったことをすれば、ボリンジャーバンドだけで逆張りをするのと同じくらい、勝率は低くなるでしょう。
要するに、少数の信頼性の低い根拠でトレードをするならば、逆張りであろうが順張りであろうが、(勝率の悪さという意味での)リスクは同程度に高くなるのであって、それは逆張りに固有の問題とは言えないだろうと、僕は考えています。

もう1つ、逆張りがハイリスクである根拠として挙げられやすいのが、判断を間違えたときの損失が大きいという点です。
しかし、これも全くのデタラメだと僕は思います。
損失の大きさというのは、トレードをする人がどのくらいの水準にストップレートを置いているかによって変わります。
当然、きちんとストップ注文をせずに放置した場合には、逆張りの判断の間違いは致命的なダメージを生むでしょう。
なぜなら、逆張りの判断を間違えたということは、レートが反転せず、当初のままのトレンドが維持されたということを意味するからです。
トレンドというものは、しばしば非常に大きな値動きを引き起こすので、これを無視して逆方向のポジションを持ち続ければ、損失は甚大なものになります。
しかし、これはあくまでストップを置いていなければという仮定の話です。
実際には、逆張りをするとき、ほとんどの人が一緒にストップ注文を出します。
万一、判断が間違いでトレンドが継続した場合にすぐ撤退できるようにするためです。
そして、僕の経験上、トレンドが反転したか否かの判断は、トレンドが継続しているか否かの判断より容易です。
なぜなら、トレンドというものは継続しているときには上下のランダムな値動きを示しますが、反転するときには、直近の最低(または最高)水準を超えるレートには到達しないからです。
逆に言えば、その最低(最高)水準の付近にストップを置いておけば、それを超えたとき、すぐに自分の判断が間違っていたことがわかり、最小限のダメージで撤退することができます。
その意味では、ランダムな上下の値動きを考慮しなければならない順張りよりも、最高(最低)水準が明確になっている逆張りの方が、ストップレートをより安全(=エントリーレートに近い)で、しかも客観的に明確な位置に、置くことができるはずです。

これら2点を考慮すると、僕にはむしろ、逆張りの方がリスクの低いスタイルであるようにすら見えてきます。
少なくとも、「勝率の低さ」という意味でのリスクも、「損失の大きさ」という意味でのリスクも、逆張りの方が順張りよりも大きいと考える根拠は存在しません。
ただ、僕はここで、逆張りの方が順張りより優れているという結論を出したいわけではありません。
そうではなく、「逆張り」と「順張り」という二項対立の図式で考えることの意義そのものを僕は疑問視しているのです。
むしろ、「逆張り」と「順張り」はそれぞれを両端とする一つの連続体として捉えるべき概念なのではないかと思われます。

その一つの根拠として、多数存在するテクニカル指標は、大きく逆張り系の指標と順張り系の指標に分けられることがありますが、実際には、その中間的な存在の指標も存在するように思います。
例えば、僕もよくトレードで使うストキャスティクスは、明確に逆張り系の指標であると言えるでしょう。
実際、ストキャスティクスは、トレンドが反転するときには有効に機能しますが、トレンドが継続するときにはほとんど何の機能も果たしません。
一方、テクニカル指標の中でも最も初歩的な移動平均線は、明らかに順張り系の指標です。
トレンドが継続しているときには、トレンドの方向性を明確に示す指標となりますが、トレンドが反転する際の反応性の悪さから、逆張りには全く使えません。
こうした逆張り系と順張り系の中間に位置すると思われる指標の一つがMACDです。
MACDはストキャスティクスほど迅速に相場の反転に反応するわけではありませんが、ストキャスティクスよりも確かな精度で相場の反転を示します。
一方、移動平均と比べると、MACDはかなり早いタイミングでトレンドの転換に反応を示し、その信頼性の高さから順張りの指標として用いることもできます。
したがって、MACDを判断材料にした場合、ちょうど逆張りと順張りの中間ぐらいのタイミングでトレードをすることが可能になります。

そして僕はこの中間のタイミングこそ、最も勝率と利益のバランスがとれるタイミングではないかと考えています。
順張り派の主張するようにストキャスティクスはダマシが多く、勝率を下げますが、逆張り派が主張するように移動平均は動きが遅く、利益が小さくなりがちです。
その点、MACDはストキャスティクスほどダマシが多くありませんし、反応性もストキャスティクスに大きく劣るわけではありません(日足で1日~2日程度の遅れ)。
上にも書いたように、僕はどちらかといえば、順張りよりも逆張りのスタイルを好みますので、MACDを主たる判断材料、ストキャスティクスを副次的な判断材料として、両者を組み合わせてエントリーポイントを決めています。
よって、端的に表現するなら、「限りなく順張りに近い逆張り」というのが、僕のトレードスタイルということになるでしょうか。

もう少し具体的に説明すると、僕は以下の3つの基準でエントリーポイントを判断します(使うのは日足です)。
条件1.ストキャスティクス(14日)が25%以下の範囲で反転し%Kが%Dを上回る、または、75%以上の範囲で反転し%Kが%Dを下回る
条件2.スローストキャスティクス(14日)も同様の動きを示す
条件3.MACD(12-26日)が0を下回る範囲で反転し上昇を始める、または、0を上回る範囲で反転し下降を始める(ゴールデンクロス・デッドクロスを待つかどうかはそのときの判断)


エントリーポイントの判断基準


近年の様々な通貨ペアの日足を見る限り、MACDが反転したときには、かなりの高確率でレートも反転しています。
したがって、1と2がそろった上でMACDが反転したら、基本的にゴールデンクロスやデッドクロスを待たずにエントリーをしてしまっても問題ないと思います。
その際、先ほども書いたように、ストップは直近の最安値(最高値)を10pips程度超えるレートで設定するといいでしょう。
なので、エントリーのタイミングはなるべく早い方が、判断が間違っていた場合の損失を小さくできますし、正しかった場合の利益も最大化できます(そういう意味でゴールデンクロス・デッドクロスは基本的に待たない方がいいわけです)。
より確実に利益を確保するには、ストップは通常のストップよりトレーリングストップの方がいいかもしれません。
(が、トレールはときどき意図しないタイミングで引っかかってしまうこともあるので、このあたりはお好みで。)

さて、今日もだいぶ長くなってしまったので、この辺にしておきます。
次回は決済のタイミングについてまとめたいと思います。



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テーマ : FX(外国為替証拠金取引)‐ ジャンル : 株式・投資・マネー

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プロフィール

PhD

Author:PhD
数年前に心理学の博士号を取得し、現在は国内の某大学に勤めています。

本業は心理学なので、経済事情にはまったく無頓着です。
ただ、普段の研究活動では、膨大な調査データを統計的に解析し、法則性を見出すことばかりやっているので、その経験で磨かれた直観は、FXでも多少は通用するようです。

基本戦略は、豪ドルのスワップ+スイングトレードの併用です。
焦らず、驕らず、欲張りすぎずをモットーとし、年利10~20%を目標に、地道にやっていきます。

職業柄、文体は堅いですが、中身は寂しがり屋の子どもです。
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